こんな保育園です
うつのみやなでしこ保育園は、地域型事業所内保育園ということで、勤務する職員と地域の子どもを一緒に保育するという、市内には少ない保育園です。また、なでしこ保育園と棟続きで、病児保育施設の「おはなほいくえん」も併設されています。
【なでしこ保育園】
入園児は、職員枠、地域枠で状況により利用条件が異なります。職員枠は、7:00~21:30(月~金) 0~5歳児まで、地域枠は7:00~20:00(月~金)0~2歳児までが利用できます。病院職員は夜勤があるため、月に5回夜間保育の日を設けており、保育士は年に5~6回程度の夜勤があります。
布団一式と紙おむつはサブスクにして、保護者の荷物も少なくなるように配慮しています。事業所内保育園のため、行事も含め保護者にも寄り添った園です。
家庭ではできない異年齢の集団生活を通して、子どもたちが心豊かに育つように配慮し、生きる力を育てます。子ども達のことを第一に考えた保育をしています。
【おはなほいくえん】
定員12名の病児保育施設。先生方は、病児の利用人数が少ない時はなでしこ保育園の保育に入ります。看護師は、毎日午前中になでしこ保育園児の健康チェックをするなどの連携を取っています。現在、保育士4名(再雇用3名・臨時1名)看護師は3名が在籍しています。
働き方は・・・
土曜保育出勤は6連勤にならないように代休を取り、夜間勤務は17:30に出勤し翌9:30に退勤、その次の日は休みとなり、休日数は保障されています。有給取得率も高く、年1回長期休暇をとることも可能なので、プライベートも確保しやすいです。休憩時間には休憩室やランチルームを利用し、交代で休憩を取るようにしています。産休復帰の職員も多く、子育て中の方も活躍され働きやすさを感じました。
病院職員の保護者が多いので、行事は第2土曜日の病院休診日に合わせています。保護者参加の行事は、夏祭り、発表会などがあります。行事で使用する衣装や道具等は、なるべく再利用して、保育士の業務が細かく多岐にわたる中、少しでも負担軽減になるよう考えているそうです。
職員会議、研修は月1回、正規・臨時の全職員を対象に行っています。また、年に2~3回済生会の看護師を講師に招いての園内研修を開催しています。夏季はAEDの使い方、冬季は嘔吐下痢等の感染症についてなどの、専門的な講義を受ける貴重な時間となっています。さらに、園内職員の意見交換会もあり、職員間の情報共有もしっかりなされています。
書類については、ICT化に向けて業者を検討しており、再来年度には本格スタートを予定しています。園だより・食育だよりは担当制で作成しています。日誌・児童票・個人別配慮などは正職員も臨時・派遣職員も(本人の意思を確認した上で)書類関係を分担しています。
ピアノの技量は、ある程度弾くことができれば良いとのことです。
給食は自園調理をしており、職員は1食330円で食事をした分のみを徴収しています。
園長先生よりメッセージ
採用するにあたり、『子どもも保護者も笑顔になってほしい』という想いから、子どもが大好きな方、子どもの人権配慮が出来る方。また、事業所内保育園のため、保護者の労働環境を理解して、子育て支援の協力体制がとれる方が望ましいとのことです。「保育は職員同士の連携が大切です。コミュニケーションを図り、悩みも一人で抱え込まず話すことができる雰囲気作り。そして、心身共に健康であることが1番ですね。」とも話されていました。